成績が上がらなくなってきて
- 欠席が増えてきた
- 宿題をおろそかにしている
- 復習がままならない
- 新しく教わった方法を取り入れない
- 転塾をくりかえしてきた
と、いったことはありませんか?
これはいわゆる、せっかくの塾通いを意味のないものにしてしまう行動なのです。
大手中学受験の集団授業は、その形態のメリットが多い一方で、苦手科目の授業についていけなくなりがちなのです。
中学受験には期限があり、それまでにどうしても成績を上げなければなりませんが、こうした中学受験を嫌がる行動が増えてきてしまっては元も子もありません。
なので今回は、このような勉強そのものを嫌いになってしまった場合の対処方法と成績の上げ方について、補習塾の利用の視点から解説していこうと思います。
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対処方法1 授業がない日の勉強の仕方
成績低下の原因
復習をおろそかにして苦手科目ができてしまうことはよくあることです。物理的に時間が足りないのですね。そんな時はまず、できるだけ他の習い事をしばらく休み塾の授業の復習に専念してください。
問題点
集団授業形態の塾のメリットは、塾に行って自習室を活用したり、よくわからないところを解説してもらったりすることができるところです。
もちろんテキストを見ても内容をよく理解できなければ積極的に講師に質問するべきなのです。しかし、なかなか自分から聞きに行くことは勇気がいりますし、講師の方々も時間を取ってくれるとは限りません。
解決方法
授業についていけなくなってしまということは、今までのどこかの単元で理解できていなかったところが間違いなく存在します。まずは補習塾、家庭教師のにその単元までさかのぼって復習をすることから始めましょう。その苦手な単元以外の学習はとりあえず必要ないので、ポイントと回数を絞って限定的に家庭教師、補習塾を利用しましょう。対処方法2 復習用の課題の取り組み方
成績低下の原因
大手塾の自習室に行ってテキストを復習したり、質問したりが可能であれば、内容を理解できるまで時間をとれれば問題ないと思います。しかし、なかなか小学生が自主的に自習をこなすことは難しいですよね。
問題点
塾には授業で使うテキスト以外にも、たくさんのワークや問題集や、講師が授業で使うための独自に作成した問題があります。これらを使わないことには、成績は絶対上がりません。
しかし、多くのご家庭はそんなことを知りませんし、講師もわざわざ教えてくれる人は少ないのです。
そして講師が生徒1人1人の学力を知っていれば、科目と単元から適切な難易度の課題を与えてくれますが、大手塾ではそこまで手をまわしてくれることは稀です。上位クラスでなければ、さらに難しいでしょう。
解決方法
補習塾、あるいは家庭教師に頼んで課題プリントをもらって問題を解いてみるべきです。
子どものレベルを正確に把握してくれていて、子どもにとって適切なレベルの課題を与えてくれるのは補習塾、家庭教師だけです。個別に対応してくれる【担任】と呼べる先生でなければいけないのです。
類題を解く当たって、「わかる」ことと「できる」ようになることは別です。内容を理解したつもりになっていては元も子もないのですね。それらを正確に把握してもらえる環境を作ってみましょう。
対処方法2 極端に苦手な科目があるとき
成績低下の原因
苦手科目ができてしまって、特に得意科目もない場合は、本人の努力不足か時間が足りないせいで復習の時間がとれないことが原因であることが多いです。スケジュールの管理がうまくいっていないのですね。
問題点
例えば他の運動や文化系の習い事を辞めて塾の勉強に専念しても、苦手科目の復習が追いつかなければ、追う一方になってしまっては意味がないのです。そうした悪循環が余計な時間を消費し、さらに子どものやる気を削ぎ落してしまうわけです。
解決方法
これは最終手段になりますが、受講科目を減らすことも考えてください。小学生なら受験の科目である4科目から2科目、まずは国語と算数に集中しましょう。
理科と社会は科目ごと単元ごとに得意不得意が分かれますが、一年あればいくらでも補充がききます。
しかし国語と算数は解くに当たって特別なテクニックが必要なので、その技術を使いこなせるようになるまでは補習塾や家庭教師の講師にしっかり教えてもらい身につけなければなりません。まずはすべての中学校の受験に必須の主要科目のうち、苦手科目克服に集中しましょう。成績が上がるおススメの補習塾
大手の場合、個別に学習相談を受けることが難しい場合があります。不安を抱える続けることは長い時間がかかる中学受験にはとてもよくないので、学習相談を受け付けてくれる補習塾を紹介いたします。
中には専門の相談員が学習相談をしてくれる塾もあるので、資料を取り寄せることからはじめましょう。無料で資料請求ができて営業もキツくない、『指導力』でおススメの塾を載せておきますので、参考にどうぞ。
中学受験ドクター
いわゆるSAPIX、日能研、早稲田アカデミー、四谷大塚といった『中学受験大手塾の講師のみを集めた塾になります。
補習メインの塾ということもあり、ここ数年で実績を伸ばしています。家庭教師、無料の学習相談にも対応しているので、どちらも資料請求してもいいそうです。中学受験をするのであれば、ここは絶対に損をしません。
[doctor]
家庭教師のノーバス
規模ではトライに及びませんが、講師の質にこだわるのならばこちら。
講師育成の研修システムがしっかりしているので、いわゆるハズレ講師を引くことはまずありません。当然、相性が悪ければ交代可能です。
[nohvas]
まとめ
いかがでしたでしょうか。成績が上がらないと、通っている塾をやめて他の塾に変えることを検討したくなるかもしれません。正直なところ、通っている塾の講師の指導力が低い場合、対処が遅れてしまう可能性があるからです。その場合は、塾の名前やブランドではなくもっと単純に評判のいい塾に変えたほうがずっといいです。
もしくは自分の子ども専属としてついてくれる補習塾、家庭教師などの個別指導一本に絞って、とにかく志望校の対策を行うほうが、効果は高くなるでしょう。
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