中でも一番上の
- 先生の質
- 講義の内容
- 同じクラスの受験生たちのレベル
が他のクラスとは大きく違うんです。
だからこそ、サピックスのアルファクラスに在籍することが志望校合格へ一番の近道なんです。
しかし、アルファクラスに上がるためにはサピックスに通っているだけでは不十分と感じる保護者の方が多いようです。
そんな方のために、このページではアルファクラスに上がるための方法や疑問について解説していきます。
偏差値を上げてアルファクラスに上がるための対策方法
苦手な単元を克服する
アルファクラスへ上がるには子どもの苦手な部分を正確に把握し、授業内容の予習・復習をしなければなりません。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、苦手単元の対策が足りていない子どもが非常に多いです。
子どもは解説を聞いたあと、わかったつもりになっています。
サピックスには定着度を計るための復習テストがあるので、どの単元が定着していないかは子どもの持ち帰るテストを調べればすぐにわかります。
復習テストで解けていない問題をしっかり復習させてあげることがクラスアップへの近道です。
サピックスには子どもの実力に合わせた類題がたくさん用意されていますので活用しましょう。
★★レベルの問題までを完璧にする
サピックスの教材は、問題ごとにそれぞれ『★~★★★』まであります。
これは問題の難易度ですが、★★★レベルの問題は超難関校を目指す子でも難しいのを知っていますか?
アルファクラスに上がるのに★★★レベルの問題を解ける必要はありません。
なので、★★★レベルの問題は後回しでいいんです。
しかし、★★レベルの問題だとアルファクラスの子どもはみんな解くことができます。
もし、あなたのお子さんが★★レベルが解けないなら、完璧になるまで学習させましょう。
問題の分析は親がやる
アルファクラスへ上がるためには無駄のない学習計画が必要です。
しかし、いきなり効率的な学習方法を子どもに身につけさせるのは不可能です。
まずは保護者の方が主導でデイリーサポートやデイリーサピックスの内容を把握し、★の数を確認して問題の絞り込みをしてください。
毎回これをするのは大変だと思いますが、無駄な勉強をしないことで効果的な学習ができるようになります。
また、どの単元の★★レベルが解けていないかを見ていけば、学習計画を立てるのにも役立ちます。
確実にアルファクラスへ入るなら専門家に任せるべき
対策方法を紹介しましたが、やらなければ意味がありません。
そして、いきなり子どもが自主性を持って対策できるかというと、それは難しいでしょう。
そこで、確実にアルファクラスを狙っていくなら専門家に任せることをおすすめします。
アルファクラス専門の対策コースがある
おすすめしているのは
『勉強を教えてくれる専門家』
ではなく、
『アルファクラスに入れてくれる専門家』
です。
普通のところでは意味がありません。
たとえば、『中学受験ドクター』では元サピックス講師が家庭教師として来てくれます。
『家庭教師のノーバス』でもアルファクラスに上がるためのフォローをマンツーマンで行ってくれます。
このようなアルファクラス専門の対策ができる塾・家庭教師に子どもを任せることで確実な成果が期待できるんです。
サピックスと相性のいい塾・家庭教師
塾・家庭教師は数多くありますが、塾講師の私目線で選んだサピックスと相性のいい塾・家庭教師を紹介しますので参考にしてください。
アルファクラスのQ&A
クラス分け基準は?
残念ながら、サピックスはクラス分けの基準を公開していません。
塾講師の私としては、アルファクラスに上がるための偏差値基準はサピックス偏差値で64程度だと考えます。
校舎によってクラスの基準が違うの?
噂のように言われている「校舎によってアルファクラスの昇格基準が違う」という話ですが、これは本当の話です。
単純な理由で、校舎によって人数が違うため、それに応じて昇格の基準を上下させているからです。
基準の低い校舎では、偏差値58程度でもアルファクラスに入れたと聞いたことがあります。
アルファクラスにいる子は天才なの?
「アルファクラスに上がる方法」の次くらいに よく聞く相談です。
私の感覚ですと、「天才肌である子は一部いる」といったところです。
アルファクラスの中でもトップにいる子たちは、たしかに天才肌かなと思うような優秀な子もいます。
しかし、そんな子ばかりではありません。
ほとんどが課題をしっかりこなして実力をつけている子どもたちです。
アルファクラスの先生じゃないとダメ?
アルファクラスの先生は他の中学受験塾と比べても最高レベルの指導力を持っています。
サピックスの5年生・6年生のクラスは、各教科ごとに校舎のなかでエース級の先生が授業を担当してくれます。
アルファクラスの先生になれるかどうかの基準はザックリ分けると
- 指導の経験年数
- 過去の合格実績
- 生徒からの評価
- 保護者からの評判
といったものになります。
ただ経験が長ければいいというわけでもなく、確かな合格実績と生徒や保護者との信頼関係が持てる人だからこそアルファクラスの担当をしているんです。
子どもに受験勉強を「楽しい」「好き」と思わせることができる先生との出会いは成績に大きく影響します。
まとめ
厳しいことを言いますと、サピックスではアルファクラスに入なければ意味がありません。
私自身も担当してきましたが、塾へ相談に来る保護者の7割がアルファクラスへ上げてほしいと希望してきます。
ここまでの説明でも、アルファクラスにいることが志望校に合格するための必須条件であることがわかったと思います。
アルファクラスへ入ることはたしかに難しいです。
ですが、学習計画の効果次第でクラスアップすることは十分可能です。
とはいえ、対策をしなければ志望校合格は遠くなるばかりです。
今すぐ成績を上げるならば、アルファクラスレベルの先生を独占するしかありません。
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