皆さんは、中学受験に疲れてきてはいませんか?
中学受験は実際、子どもがどれほど成績を上げることができるかがポイントになります。ですがその過程で保護者様(特に一緒にいる時間が長いお母様)が受験本番までに疲弊してしまうことがよくあります。
中学受験は親の受験でもあるわけですが、自分が悩んでいる以上にお子様やお父様が真剣に中学受験に悩んでいるか疑問に感じてくることも多いようです。
- 「本当に中学受験したいのかしら」
- 「子ども(夫)の志望校が自分の理想と違う」
- 「塾のテストのたびに精神的に疲れてしまう」
- 「成績も上がらないし、お金ばっかりかかる」
- 「もう疲れてしまった。でもここでやめたらもったいない」
そんな気持ちを抱えられているお母様から、学習相談を受けることが多いです。成績やお金のこと以上に、中学受験をするかどうか自体にも悩んでいるような感じですね。
なので今回は、中学受験を続けるかどうか、今の悩みはどうすれば解決できるのか、といったことについて私以外の意見も取り入れながら解決方法を紹介していこうと思います!
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中学受験をするということ
そもそも中学受験をしようと思ったきっかけは何だったでしょうか。よくあるのは
- 「有名中学に入ることができれば将来も安泰!」
- 「東大に行くためには、中高一貫校の東大進学コースが一番いい!」
- 「大学付属に通えば、その大学までエスカレーターで入学できるから」
- 「子どもが中学受験をしたい、と言ったから」
- 「周りの家庭(ママ友)がみんな中学受験をするから」
- 「評判の悪い公立中学校に行かせたくないから」
と、様々あると思います。私見でお答えすると、中学受験をするかどうか決める時は【保護者様がさせたい場合8割、中学受験をやりたいという子どもは2割】といったところです。
なにが言いたいかというと『自ら中学受験をしたがる子どもはそもそも少ない』ということなのです。
しかも中学受験をやりたがる2割の子の半分は「仲のいいい友達がやるから」ぐらいにしか考えていません。親と子の気持ちの大きさに差がついていればいるほど、お母様自身が疲れてしまうのですね。
中学受験は児童虐待?
中学受験をしていると、こんな言葉を聞くことがあります。
- 「小学生のうちからそんなに勉強付けにするのはよくない」
- 「子どもは遊ぶのが一番のはず」
- 「子どもは親の所有物じゃない。それでは虐待だ」
といった、一見過激な発言です。これらは『中学受験をしない』と決断されたご家庭からよく聞くものですが、言わんとすることがわからないわけではありません。
しかし私はそうは思いません。むしろ中学受験は【保護者虐待】のようなものだと思っています。
どういうことかというと、他のホームページではこんな記述がされています。
中学受験は、保護者虐待だ、と。言葉遊びをしたいのではない。地域環境的に「中学受験をしないわけにはいかない」親たちが、我が子の中学受験のためにかける労力の膨大さを思うと、それはやっぱり行き過ぎだと言いたくなるのである。
これは中学受験が苛烈な地域ではよくあることなのですが、私が教室長をしていた東京都の文京区や港区では、中学受験をする子どもの割合が9割を超える学校が少なくありません。
学年を追うごとに中学受験塾や補習塾への通塾率は高まり「うちのクラスでは中学受験しない子は○○ちゃんだけ」という話も出てくるぐらいです。
つまり、住んでいる環境によっては中学受験を強いられていたり、ノウハウや経験がないのにも関わらず中学受験をしなければならなかったりするご家庭も多く存在しているのです。
公立にいくということ
公立にいくという選択肢は決して悪いものではありません。
義務教育に定められたしっかりした教育カリキュラムを受けつつ、成績の幅は広いですが、均一化された教育環境の中でしっかり成長することはできるでしょう。
しかし今一度、なぜ中学受験をしたいと思ったのかを考えてほしいのです。例えば、ではありますがこんな言葉があります。あなたのお子さんは、公立中に行っても、トップ都立に合格し、自分でサクサク勉強して、するりと難関大に行ってしまう、それこそ「安上がり」なお子さんかもしれないですしね。そうしたらそもそも、「私立に行く必要はなかった」と、そういうことになるのでしょうか。
お子さま全員がそんな子どもであるとは限りません。将来のことを考えれば、今中学受験用の塾や補習塾に通っているように子どもには間違いない学習環境を与えたいですよね。
しかも塾のような週に数回1時間のようなものではなく、生活の中の三分の一を占める学校生活が将来の足掛かりに重要なことは間違いないことなのです。
【そもそも成績が良くて手のかからない子】であれば私立受験の意味はほとんどないと私も思います。重要なのは、先を見据えた環境整備をするかしないかということだけなのですね。
悩み、疲労を解決する方法
簡単で単純なことです。悩みを共感できる親族以外の人に相談してください。親族以外、という部分がポイントです。
悩みはご家庭によってそれぞれ違うと思いますが、そのもやもやを一人で抱えることは絶対にしないでください。
ライバルのママ友にも言えず、熱意の違う夫にいうことができないのであれば、その道のプロに聞いてしまうのが一番早いです。
親族は頼ってはいけない?
極端な話ではありますが、【相談をする】という意味では頼ってはいけません。なぜならば、価値観は人によって違う上私情も挟まりますし、大半は【今の中学受験事情】について詳しくないからです。
専門的な知識を入れる、解決するには?
もしも親戚に中学受験の知識がる人がいても、私情が入る可能性があるために相談は避けるべきです。やはりおススメしたいのは第三者の中学受験のプロです。
無料で中学受験の相談ができる塾3選
大手の場合、個別に学習相談を受けることが難しい場合があります。不安を抱える続けることは長い時間がかかる中学受験にはとてもよくないので、学習相談を受け付けてくれる補習塾を紹介いたします。
中には専門の相談員が学習相談をしてくれる塾もあるので、資料を取り寄せることからはじめましょう。無料で資料請求ができて営業もキツくない、『指導力』でおススメの塾を載せておきますので、参考にどうぞ。
中学受験ドクター
いわゆるSAPIX、日能研、早稲田アカデミー、四谷大塚といった『中学受験大手塾の講師のみを集めた塾になります。
補習メインの塾ということもあり、ここ数年で実績を伸ばしています。家庭教師、無料の学習相談にも対応しているので、どちらも資料請求してもいいそうです。中学受験をするのであれば、ここは絶対に損をしません。
[doctor]
家庭教師のノーバス
規模ではトライに及びませんが、講師の質にこだわるのならばこちら。
講師育成の研修システムがしっかりしているので、いわゆるハズレ講師を引くことはまずありません。当然、相性が悪ければ交代可能です。
[nohvas]
まとめ
いかがでしたでしょうか?
それぞれのお悩みはたくさんあると思います。それらを解決するためには、無料で学習相談をしてくれる相談員が充実している補習塾や個別指導の塾に問い合わせをしてみてください。
今一度ハッキリと申し上げておきますが、決して入塾する必要はありません。
必要なのは、今抱えられている悩みを一度スッキリさせることです。そのためには使えるものは【損しないもの】を中心になんでも使っていきましょう。
あくまでも相談だけなら無料でしてくれますし。さらに体験授業をするとこれも無料で学習スケジュールやカリキュラムを作ってもくれます。
もしもお悩みがあれば、このホームページでも学習相談は受け付けておりますので、気軽ご相談くださいね!
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