塾を決める時に「無料体験授業を受けてからにしよう」と考えている方が多いと思います。
それはとても正しいことです。ネットの口コミだけではわからないことがたくさんありますので、ぜひ塾に足を運んでください。
しかし、無料体験は塾の勧誘手段の一つだということを忘れないでください。
中には良い印象を持ってもらうために嘘の情報を与えて勧誘してくる塾もあります。
このような悪い塾に引っかからないために、無料体験授業で良い塾を見極める方法を紹介します。
塾の入会金はバカになりませんし、転塾となると子どもの学習にも支障が出る可能性があります。そんなことにならないためにも参考にしてください。
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塾の無料体験授業が勧誘手段の一つである理由
冒頭でも書いたように、無料体験自体はとても素晴らしい制度です。入塾を考えている保護者や子どもにとっては、塾の雰囲気がわかりますので嬉しいことだと思います。
しかし、実力がないにも関わらず、生徒確保のために勧誘に力を入れている塾があるのが現状です。
具体的にどんな勧誘方法があるのか説明したいと思います。
普段とは違った講師が授業を担当する
日ごろは学生講師(チューター)が授業を担当しているにも関わらず、無料体験の時だけ違う講師に授業をさせる塾があります。
ベテラン講師だと教え方が上手いのはもちろん、子どもの苦手科目を見抜くのも上手いです。苦手科目がわかれば、その授業はせずに得意科目の授業をします。
これにより “授業がわかった感” を子どもに持たせることで、「塾が楽しかった」と保護者に伝えるように仕向けるのです。
特別感を演出する
普段どおりにも関わらず、保護者にお得だと感じてもらうように特別感を出します。
例えば、『50分の無料体験授業』と宣伝していたとします。でも、体験授業に来た子どもに80分の授業をしてあげるんです。
保護者には
「お子さんも楽しそうに授業を受けていましたので、30分はサービスですよ」
なんて甘い言葉を伝えます。
すると保護者はお得だと感じて入塾してしまうのですが、実は、こういった塾は通常授業から80分設定です。なので、塾側からしたら普段と変わらないのです。
他にも、普段は講師と生徒が1対2の塾にも関わらず、無料体験の時だけ1対1にするところなど、色んな方法で特別感を演出します。
塾の無料体験授業を見極めるポイント
勧誘方法は塾によって様々なので、一概には言えません。しかし、良い塾を見極めるポイントはあります。
以下に紹介するポイントを確認することで、悪い塾からの勧誘を
保護者も授業見学が許されていること
塾によっては保護者に授業を見学させないところもあります。見学を断るのではなく、子どもが無料体験授業を受けている間に保護者説明会をするなど、自然に授業を見学させないように仕向けるんです。
授業に自信がなかったり、クラスの雰囲気が悪いのを隠している可能性があります。
逆に、講師が自信を持って授業に取り組んでいるならば、保護者に見学されても何も問題はありません。積極的に授業見学を勧めてくるような塾は安心できると言えます。
質問への回答が適切であること
講師の中には “授業が上手い” だけの人もいます。簡単に言えば、人前で話すのが得意な人です。
この場合、講師が一方的に授業を進めていることが多く、子どもの理解へはつながりません。本当に良い授業は、講師と生徒のキャッチボールがしっかりできているんです。
このキャッチボールができているかを見極めるには、子どもからの質問に講師が適切に答えられているかを見る必要があります。
- きちんと理解できるまで説明してくれているか
- 説明時にはイラストなどを使ってわかりやすさを重視しているか
- ただ質問に答えるだけでなく、応用問題も交えて成長へつなげてくれているか
上記のような配慮ができていない講師は、まだまだ一人前の講師とは言えません。技量が低い講師に授業を教わろうと、成績は上がらないので注意してみてください。
教室の雰囲気が良いこと
これは集団塾の場合に限られますが、講師だけでなく、子どもたちの雰囲気も重要です。
子どもは流されやすいもので、勉強に積極的な子がいれば、それに感化されて他の子も熱心に勉強に取り組むようになります。
逆に、授業中に遊んでいたり、授業を妨害するような子どもがいる場合は悪影響になってしまいます。塾帰りに遊んでしまったりして、学力が上がるどころか、逆に落ちてしまうことになりかねません。
子どもだけが悪いのではなく、講師が子どもをヤル気にさせるだけの指導能力がないという証明にもなりますので、これも悪い塾を見極めるポイントです。
塾の無料体験授業をたくさん受けよう
上記で説明した『見極めるポイント』は最低限の部分なので、これがクリアされている塾も多いです。
悪い塾に引っかからないのはもちろんですが、それに加えて保護者側の要望も抑えておくのが、塾を長く続けるポイントです。
例えば、
- 自宅から塾までの距離
- 宿題が毎回出るか
- 授業を休んだ時の振り替えはどうしてくれるのか
- 志望校に合わせた指導をしてくれるか
- 保護者会や、学習状況の連絡をくれるか
こういった部分です。
雨が降ったら子どもの送り迎えが大変になったり、夏期講習にお弁当が出ない場合はご飯の支度が必要になったり…
保護者の方にしかわからない部分も多いと思います。事前に確認リストを作ってから体験授業を受けることで、親子揃ってステキな塾活動ができるようになります。
しかし、これらを全てクリアさせるには無料体験に参加するしかありません。できるだけ多くの塾に体験授業を申し込み、その中で一番いいところを選ぶのがベストです。
無料体験授業を開催している塾を選ぶなら『タウンライフ塾探し』がおすすめです。
住んでいる地域や子どもの学年から塾を検索できますし、電話などで確認する手間も省けるので便利です。
まとめ
『無料体験』という言葉に踊らされずに、しっかりと塾の能力を見極めてください。
ポイントは
の3つです。
子どもの教育にお金をかける家庭が増えてきたこともあり、塾の業界も必死になっています。より多くの選択肢を持って比較し、子どもにとって一番いい塾を選ぶなら無料体験をたくさん受けるべきです。
ぜひ、無料体験を実施している塾に足を運んでみてください。
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